【概要】
・生ごみを堆肥にリサイクルする設備。
【メリット/デメリット】
■メリット
・可燃ごみとして出す量が減る。
・良質な堆肥の作製が可能。
■デメリット
・管理方法によっては臭う。
→生ごみが土に隠れるようにすれば軽減される。
・定期的にかき混ぜる手間が要る。
→混ぜずに土と生ごみを交互に投入する場合は分解が遅く、形が残り気味。
【使用方法】
①底面が無い物は、底面外径と同等サイズの土を10㎝ほど掘り、コンポストを置く。
(底面がある"引出し仕様"の場合は不要。)
②コンポストの足元に土をかけ、①の穴との隙間を埋める。
③腐葉土、籾殻くん炭、米ぬか等を投入し、混ぜる。
(園芸用土、市販品のコンポスト用菌床、生ごみ発酵促進剤等を使用しても良い。)
④”生ごみ投入→混ぜる→蓋を閉じる”を繰り返す。
⑤生ごみの形が無くなっていれば、コンポストを引き抜いて堆肥として使用可能。
【備考】
・”透明の蓋(日光を当てる)”、”蓋無し(風を通す)”仕様もある。
・130L容器で4~6人分の1年間の生ごみ処理が可能。(目安)
・投入時に混ぜない(③→生ごみ→③→…の層を作る)でも可能だが、分解に時間がかかる。
・投入物が無くても定期的にかき混ぜると良い。(目安:5~7日に1度。分解促進のため)
・人間が食べられる物であれば投入可能。
・細かく刻む方が、分解が早く進む。(具体的には5cm角以下)
・肉、魚、甲殻類の殻等は分解に時間がかかる。
・塩分のある物は△。(殺菌効果のため)
・冬場等の気温が低い時期は、分解に時間がかかる。
・投入物の水分量制限については諸説あり。
・生ごみ発酵促進剤等として、米ぬか、もみ殻、落ち葉、腐葉土、コーヒーかす、ヨーグルト(食べ終わったヨーグルトカップをすすいだ水)、納豆、油かす、おがくず等が利用可能。
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