2017/09/13

夏休みの宿題「ポスター」入選のコツ

一度でも応募したことがある方ならご存知だと思いますが、
好きなように描いたポスターで賞を得ることは難しいですよね。

なぜなら、ポスター入選には暗黙の前提条件があるからです。

描いても描いても評価されず、絵を描くのが嫌になってきた・・・。
そうならないためにも、出来ることは沢山あります。

このページでは、私の経験を活かした技術や知識を紹介していきます。
自分自身は絵を描くのが苦手で、どう教えたら良いのか分からない方にもオススメです。


 そもそもポスターとは?

美術的な貼り紙のことです。
一番の特徴は宣伝するのが目的というところ。

 目立つことが最重要

画用紙やカンバスのサイズが選べる場合は、大きい方を選びましょう。

宣伝媒体ですので、人目を引くことができるかどうかが重要です。
第一印象で、ほぼ結果が決まってしまうと言っても過言ではありません。

審査は、作品を並べた状態で行われることが多いです。
作品が大きい方が絵や文字が大きくなりやすいため、インパクトが強くなります。
細々と色々な要素を詰め込むよりも、端的に分かりやすく描く方が良いです。

 タッチは細かく丁寧に

モチーフが大きい分、単色で均一に塗ってしまうと手抜きな印象になりがちです。

特に児童コンクールでは「一生懸命、丁寧に、時間をかけて描き上げた風」の作品が選ばれやすい風潮があります。

なぜなら「○○理事長賞」や「△△議会議長賞」、「□□県知事賞」など・・・
目は肥えているだろうけれど、ぶっちゃけ美術にそこまで精通していなさそうな人達も審査員だからです。(失礼)

 遠くから見て確認

簡単に別紙に描き出し、少し時間をおいてから確認します。
時間を空けたほうが、冷静に、客観的に見ることが出来るからです。

この時、なるべく遠くから見る方が良いでしょう。

募集テーマに合っているか。
一目で伝えたいことが伝わるか。
文字や絵のレイアウトやバランス、配色はこれでいいかを微調整してから本番にのぞみましょう。

 伝えることは短く、端的に

ストレートに伝えることが出来、印象にも残りやすいのが言葉です。
募集要項で制限されていないのであれば、必ず入れましょう。

一目で意味が伝わるように短めにするのがベストです。

 遠く→近く、薄い→濃い

色のはみ出し、にじみを防ぐための塗り方です。
手に付いていた絵の具で汚すことも防げます。

 後で応募先を選ぶ

小さいお子さんの場合は特に、募集のテーマを理解することが難しい場合があります。
その場合は、募集要項で指定されている画材をたっぷりと用意してあげましょう。

描きたい絵を好きなように描かせてあげてから、応募する絵を選びます。
文字は後から入れましょう。


以上のポイントを抑えて描いてみて下さい。
若年であればあるほど、受賞出来る確立が高くなりますよ。

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