2022/03/02

コロンと愛らしい、みぞれ玉の作り方

みぞれ玉(フェイクフード)の作り方です。

アレンジ次第でこんなあめちゃんにも♡
 

こどもの頃、習い事の先生に頂いていた記憶がある「みぞれ玉」。

「(大き過ぎて)後半は口の中で持て余してしまうけれど、貰うとかなり嬉しい」という不思議スイーツでした。

※あくまで幼少期の私個人の意見です。

 材料

・透明ネンドすけるくん(樹脂粘土)

・アクリル絵の具(透過性がある物。水性サインペンなどでも着色可能)

・光沢ニス

・カラーサンド

 

 作り方 

➀,周囲を掃除します。

制作中は見えなくても、乾燥して透けると『中にホコリが‼』 という事が起こりますので、念入りに。

②,すけるくんを、よ~くこねます。

こねるのが甘かったり、乾燥速度が速いとひび割れるので要注意です。

柔らかくなり、(自分の体温がうつって)ほんのり温かく感じる位まで、しっかりとこねます。

③,透過性のあるアクリル絵の具で着色します。

どれくらい透けさせたいのかにもよりますが、ほんのり色がつくくらい少量で大丈夫です。

※入れ過ぎたかどうかは、完全に乾燥する数週間後まで分かりません。

④,希望サイズよりも大きめに粘土を取り、丸めていきます。

その後、白色を混ぜた粘土を細くして貼り付け、馴染ませます。

⑤,スポンジの上で2週間ほど乾燥させます。大きいサイズは、もっとかかります。

完全に乾燥すると粘土の白みが抜けてクリアになります。

丸めた直後(↑)と、約2週間後(↓)

⑥,筆などで表面に光沢ニスを塗り、カラーサンドの海で転がします。

カラーサンドは色もサイズも種類が豊富なので、大きいホームセンターなどで実物を見て購入するのがオススメです。 

⑦,⑥に光沢ニスを塗り、 乾燥すれば完成です。

※2021.03.02 過去記事に写真を追加しました。

2022/02/21

お祝いの席や特別なお客様へのおもてなし菓子、練り切りの作り方

練り切り(フェイクフード)の作り方です。

アレンジ次第でこんな練り切りにも♡

 材料

・樹脂粘土モデナ(ホワイト・半透明)
・絵の具(特に指定はありません。今回は透過しないタイプを使用しています。)
・ヘラや爪楊枝など
・ビニール袋(乾燥防止用)
・つや出しニス

 作り方

①、樹脂粘土を、やわらかくなるまでしっかりと練る。

②、粘土を半分に分ける。(片方をA、もう片方をBとする。)

③、粘土Aを三等分にし、それぞれに絵の具を混ぜて、乾燥しない様にビニール袋に入れておく。

④、粘土Bを少しだけ取り分け、黄色を混ぜておく。(最後に中央に付ける用)

⑤、Aをくっつけて丸くして、Bで包む。

⑥、ヘラなどを押さえつけて好みの模様をつけ、最後に真ん中に黄色い粘土を乗せて爪楊枝で模様をつけつつ抑える。

⑦、乾燥が進むにつれて外側の粘土が透過し、中の色が透けてきます。
⑧1週間ほどおいて完全に乾燥してから、つや出しニスを重ね塗りすれば完成。
 

  コツ

・粘土はスポンジの上で乾かすと、貼り付きや変形がしにくいです。

・色は濃い目につけて大丈夫です。

・乾燥してしまうと包みにくくなってしまうので、1つずつ仕上げていくのがオススメです。

・つや出しニスを塗ると、練り切り独特の表面の粉っぽさが消えてしまいますが、防水性は上がります。

2022/02/11

タレがとろとろ甘辛い、串団子(みたらし)の作り方

串団子(フェイクフード)の作り方です。

アレンジ次第でこんなお団子にも♡

 材料

・樹脂粘土モデナ(ホワイト・半透明)
・爪楊枝
・墨汁(焼き目用。無くてもok)
・絵の具(焼き目、タレ用)
・セメダインスーパーX(タレ用)
・つや出しニス

タレは、こちらのソースが楽チンでオススメてす!↓(※画像の団子よりも少し茶色い仕上がりです。)

 作り方

①、樹脂粘土を、やわらかくなるまでしっかりと練る。

②、適量を丸めてお団子を作り、爪楊枝に刺していく。

③、②を一週間ほどしっかりと乾かす。

④、水で薄めた墨汁か絵の具で焼き目をつける。(省略可能)

⑤、絵の具を混ぜてタレの色を作り、色が決まったらボンドに少量混ぜる。

⑥、串だんごに塗って24時間以上おき、ボンドを完全に硬化させる。

⑦、つや出しニスを重ね塗りし、爪楊枝を好みの長さに切れば完成。

 コツ

・粘土はスポンジの上で乾かすと、貼り付きや変形がしにくいです。

・タレは時間の経過とともに多少垂れるので、控えめに塗りましょう。 

・ボンド(セメダインスーパーX)は3分ほどで固まり始めますので、タレは一度にまとめて作るのではなく、1本分ずつ作って塗ることをオススメします。

・タレは「絵の具+ボンド」ではなく「ガラス絵の具」を使うと楽ちんですが、気泡やホコリが入っていても、絵の具が透明になるまで分かりにくいです。

・爪楊枝を切った後、紙やすりで整えるとささくれにくいです。

2022/02/04

質感そっくりな、アイスクリームの作り方

バニラアイスの作り方です。

アイスの質感が出る様に、紙粘土100%で作ります。

 材料

・ふわっと軽いねんど(白)ダイソー
・アクリル絵の具(イエローオーカー)
・計量スプーン(または半円形の物) 
・粘土板などの平らな板
 

 作り方

①、粘土に絵の具を混ぜて、よく練ります。
今回は樹脂粘土ではないので、混ぜる絵の具は少なめじゃなくて大丈夫です。
②、①を作りたいサイズの計量スプーンに少し多めに入れ、粘土板等の平らな板に押し付けます。
押し付けた時に、計量スプーンから少しはみ出てくる位がベストです。
③、しっかりと乾かします。 

混ぜ込む色を変えれば、チョコ味やストリベリー味なども作れます。

ニスを塗ってシンプルなチャームにしても良いですし、何かのトッピングとして使っても可愛いらしいですよ。

2022/01/28

とっても簡単な、オリジナル型の作り方

簡単な型の作り方です。


同じ物を複数個作りたい時に『型』を使うと早いですし、とっても楽ですよね。

世の中には様々な素敵な市販型が存在していますし、本格的な型を作る手間が省けて楽ちんです。

けれど、市販の型を使って作った物を販売できるかどうかはメーカーさんによって違いますし、同じ型を使っている人の作品とすごく似てしまう可能性が!!

そして手間を惜しんだ分、お金がかかるという欠点もあります。

販売権(商品を販売できる権利)などで後々揉めたりしたくないので、私はできるだけ自作の型を使うようにしています。

(作品を販売しようと考えていらっしゃる方は、販売可能かどうかをメーカーに確認し、回答を証拠として保存しておくことをオススメします。)

 

  おゆまるの紹介

私が型取りに使っているのは『おゆまる』というプラスチックねんどですが、2~3本入りで100円均一などで売られています。

ラメ入りの物や、色々な色がありますが、粘土の型として使う場合は何色でも問題ないと思います。

メーカーによって内容量や原材料に多少の違いがありますが、熱湯で柔らかくなり、冷えると固まるという性質は同じです。

失敗しても再びお湯に入れたら再生可能なので安心です。

ダイソーさんの『おゆまる』2014
 

 型取りに必要な物

・原形

・原形を覆える量のおゆまる

・割り箸

・繊維の少ない布かティッシュ

 

 原形を準備

まずは型取りしたい物を決めます。

私の場合は大抵、安上がりな紙粘土か、作品作りで余った樹脂粘土で手作りしています。

よ~く乾かして、ある程度の力で抑えても潰れない状態にしておきます。

熱湯につけたおゆまるはとても熱くなりますので、熱に弱い原形だと溶けたり変形してしまいますので注意しましょう。

 

 おゆまるで型取り

➀お水を沸かして耐熱容器に入れ、そこに必要な量のおゆまるを入れます。

②2~3分すると柔らかくなりますが、とても熱くなっているので、割り箸で取り出します。

③布やティッシュなどで表面の水気をしっかりと拭き取ります。

繊維が多いタオルだと、おゆまるがくっついて取れなくなってしまうので要注意です。
④平らな所に原型を置き、おゆまるが熱い内に覆いかぶせます。

⑤しっかり冷やし、原形を取り除いたら完成です。

 

原形が複雑なものや球体の場合などは複数回に分けて、部分ごとに型取りしなければならない場合もあります。

その場合は、1回目のおゆまるがしっかり冷えてから(原型から取り外さずに)2回目のおゆまるを押さえつけるようにすると、おゆまる同士がくっ付かずにキレイに離れます。

 

 まとめ

手軽に型取りができるおゆまるですが、原形が大きい場合はシリコンで作る方が楽だと思います。

型取り用シリコンは、少量なら100円均一にもありますので、試してみて下さい。

2022/01/21

撮影ボックスの作り方

撮影ボックスの作り方です。

買うことも出来ますが、どこまで必要なのかがまだ分からない方にオススメです。

 材料

・段ボール
・画用紙(白) 
・ビニール袋(白)
・クラフトテープ(白) 

 作り方

①、段ボールのフタを切り取り、天井と壁を切り抜いて窓を作ります。

私は大きめの皿をセットとして使うことがあるので、大きめの段ボールです。

②、箱の中を白くします。

画用紙でも模造紙でも、白くなれば何でもいいと思います。

③、窓の部分に白いビニール袋を貼れば完成です。

(折りたたまれている段ボールをもらってきたので、今回は柱の補強もしました。)

窓の外からそれぞれライトで照らし、正面からはレフ板で光を当てて使います。

午前中に撮影する方が良いのですが、夜しか撮影できないという方の必需品です。


2022/01/14

白レフと銀レフを一人二役!便利なレフ板の作り方

レフ版の作り方です。

撮影中にレフ板が自立出来るように、折りたためる仕様にしています。

 材料

・カラーボード白(45×30×1㎝厚)2枚

・アルミシート(アルミテープやアルミホイルでもOK)45×60㎝分

・クラフトテープ白(本当は布ガムテープが良かったのですが、店頭に無かったので)

 

全て100均(ダイソー)で、合計440円です。

カラーボードのサイズや強度にこだわらなければ330円で制作可能です。

 作り方

➀、カラーボードを並べ、接着面を隠す様にクラフトテープを貼って一枚板にする。(今回貼ったのが内側です。)

②、①を折り畳み、折り目の外側にクラフトテープを貼る。

③、アルミシートを➀の一枚板のサイズに切る。

④、③の端5㎜~1㎝にクラフトテープを貼ってカラーボードの内側にのせ、クラフトテープをカラーボードの外側に折って貼り付ければ完成。


こんな小道具があるだけで、明るい画像を撮影したり、影を消すことが出来るんです!

撮影をされる方は1つ持っておくと便利ですよ。

2022/01/07

お醤油が香ばしい、おせんべいの作り方

おせんべい(フェイクフード)の作り方です。
アレンジ次第で色んなおせんべいに♡

 材料

・樹脂粘土ホワイト(ダイソー)

・アクリル絵の具(おうど色、茶色、焦げ茶色)

・アルミホイル

・スポンジ

・ツヤ出しニス 

≪あると便利≫

ストロー、ニス用筆、クッキングシート

≪アレンジ用≫

カラーサンド、樹脂粘土(ブラック)など

 

 作り方

①、樹脂粘土(ホワイト)を、やわらかくなるまで練る。

②、アクリル絵の具(おうど色)少量を加えてさらに練り、下地の色をしっかりめにつける。

③、②を適量を取って丸める。

④、丸めて伸ばしたアルミホイルで③の粘土を1㎝厚になるまで押さえる。

表面・裏面・側面も全て、アルミホイルでボコボコさせる。

⑤、④の両面を約15分ずつ乾かす。

⑥、中央から外側に向かって引っ張って伸ばし、表面に亀裂を入れる。

⑦、裏面から指など(角が無い物)で押し、凹凸を作る。

⑧、キーチェーンを通す場合は、ストローなどで穴を開けておく。

⑨、粘土を完全に乾かす。季節にもよりますが、だいたい1週間ほどです。

⑩、絵の具をスポンジでポンポンとのせて色を付け、ニスを塗れば完成です。

粘土を乾かす時はスポンジの上で、ニスを乾かす時はクッキングシートの上に置くと貼り付きにくいです。