2022/01/28

とっても簡単な、オリジナル型の作り方

簡単な型の作り方です。


同じ物を複数個作りたい時に『型』を使うと早いですし、とっても楽ですよね。

世の中には様々な素敵な市販型が存在していますし、本格的な型を作る手間が省けて楽ちんです。

けれど、市販の型を使って作った物を販売できるかどうかはメーカーさんによって違いますし、同じ型を使っている人の作品とすごく似てしまう可能性が!!

そして手間を惜しんだ分、お金がかかるという欠点もあります。

販売権(商品を販売できる権利)などで後々揉めたりしたくないので、私はできるだけ自作の型を使うようにしています。

(作品を販売しようと考えていらっしゃる方は、販売可能かどうかをメーカーに確認し、回答を証拠として保存しておくことをオススメします。)

 

  おゆまるの紹介

私が型取りに使っているのは『おゆまる』というプラスチックねんどですが、2~3本入りで100円均一などで売られています。

ラメ入りの物や、色々な色がありますが、粘土の型として使う場合は何色でも問題ないと思います。

メーカーによって内容量や原材料に多少の違いがありますが、熱湯で柔らかくなり、冷えると固まるという性質は同じです。

失敗しても再びお湯に入れたら再生可能なので安心です。

ダイソーさんの『おゆまる』2014
 

 型取りに必要な物

・原形

・原形を覆える量のおゆまる

・割り箸

・繊維の少ない布かティッシュ

 

 原形を準備

まずは型取りしたい物を決めます。

私の場合は大抵、安上がりな紙粘土か、作品作りで余った樹脂粘土で手作りしています。

よ~く乾かして、ある程度の力で抑えても潰れない状態にしておきます。

熱湯につけたおゆまるはとても熱くなりますので、熱に弱い原形だと溶けたり変形してしまいますので注意しましょう。

 

 おゆまるで型取り

➀お水を沸かして耐熱容器に入れ、そこに必要な量のおゆまるを入れます。

②2~3分すると柔らかくなりますが、とても熱くなっているので、割り箸で取り出します。

③布やティッシュなどで表面の水気をしっかりと拭き取ります。

繊維が多いタオルだと、おゆまるがくっついて取れなくなってしまうので要注意です。
④平らな所に原型を置き、おゆまるが熱い内に覆いかぶせます。

⑤しっかり冷やし、原形を取り除いたら完成です。

 

原形が複雑なものや球体の場合などは複数回に分けて、部分ごとに型取りしなければならない場合もあります。

その場合は、1回目のおゆまるがしっかり冷えてから(原型から取り外さずに)2回目のおゆまるを押さえつけるようにすると、おゆまる同士がくっ付かずにキレイに離れます。

 

 まとめ

手軽に型取りができるおゆまるですが、原形が大きい場合はシリコンで作る方が楽だと思います。

型取り用シリコンは、少量なら100円均一にもありますので、試してみて下さい。

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